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箱根駅伝順位予想2020駒澤大は何位?注目選手と区間オーダー!

いよいよ10月から大学駅伝が開幕しました。

今年の三大駅伝の優勝候補として三強とも呼ばれている東海大学・東洋大学・青山学院大学

その三強に対して、対抗1番手として注目されているのが駒澤大学です。

平成の常勝軍団と呼ばれている駒澤大学の、令和初となる箱根駅伝2020の順位予想や箱根駅伝2020の区間オーダーを、今シーズンの駒澤大学の特徴などと共にまとめてみました。

ぽぷコ
ぽぷコ
三強への対抗一番手として、気になります!

箱根駅伝2020順位予想:駒澤大学は何位?

箱根駅伝2019に関しては、予選会から出場して予選会を突破して本選では4位でシード権を獲得しました。

そのため箱根駅伝2020において予選会は免除され、出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝と三大駅伝に出場となります。

箱根駅伝2019で4位になったメンバーが6人も残っており、また、主要区間を走っているメンバーがいるというのも心強いと思います。

今年の駒澤大学の箱根駅伝2020においては、かつての中村匠吾選手や村山謙太選手のような絶対的なエースは不在ですが、主力選手に力をもった選手が多いため、全体的に総合力は高いと思われます。

また、長い距離にも対応することができるスーパールーキーの田澤廉選手が、箱根駅伝で戦力になれるかどうかによっても大きく結果も変わってきます。

戦力的には3位前後ですが、優勝も狙える総合力を持っているので、主要区間で区間賞がとれるような選手が出てくると優勝が見えてくると思います。

箱根駅伝2019の駒澤大学の区間オーダーと結果は?

【駒澤大学】総合4位(往路4位 復路4位)

1区 片西 景(4年) 区間7位
2区 山下 一貴(3年) 区間9位
3区 中村 大聖(3年) 区間5位
4区 加藤 淳(2年) 区間11位
5区 伊東 颯太(2年) 区間5位
6区 中村 大成(3年) 区間6位
7区 小島 海斗(2年) 区間4位
8区 伊勢 翔吾(4年) 区間4位
9区 堀合 大輔(4年 区間5位
10区 下  史典(4年) 区間11位

上記の結果になっています。

箱根駅伝2019で区間賞を獲得した選手はいませんが、区間2ケタとなった選手は2人と大崩れをした選手もいません。

安定した駒澤大学らしい結果になっています。




今年の駒澤大学の特徴は?

今年の駒澤大学の特徴は、5000M・10000M・ハーフマラソンで主力選手が記録や結果を残してきていることだと思われます。

5000Mでは、ルーキーの田澤廉選手が関東インカレで7位入賞をするとともに、その田澤廉選手をはじめ、9月の日体大記録会で13分台ランナーが続出して、駒澤大学で8名となり、他大学を驚かせるよう結果でした。

10000Mで28分31秒の記録をもっている中村大聖選手関東インカレで6位入賞の結果をだしています。

ただ、28分台が4名で、他の大学に比べて少し物足りなさはあるものの、出場機会がそこまでなかったので10月~12月の記録会で期待をしたいと思います。

ハーフマラソンでは、山下一貴選手関東インカレで2位神戸駿介選手5位の結果をだしています。

また、中村大聖選手がユニバーシアードでもハーフマラソンで銀メダルを獲得しているとともに、61&62分台の自己ベストが7名もいるので、長い距離については自信をもっているのではないかと思います。

今年の駒澤大学の主力選手と自己記録

名前(学年) ベスト記録 5000M ベスト記録10000M ベスト記録
ハーフ
中村 大成(4年) 13分57秒 29分4秒 62分24秒
中村 大聖(4年) 13分57秒 28分31秒 61分51秒
山下 一貴(4年) 13分55秒 28分31秒 62分36秒
伊東 颯太(3年) 13分57秒 28分34秒 62分47秒
小島 海斗(3年) 13分52秒 29分39秒 62分41秒
小原 拓未(3年) 14分11秒 29分18秒 62分54秒
加藤 淳(3年) 13分59秒 28分36秒 63分12秒
神戸 駿介(3年) 13分58秒 29分28秒 62分56秒
石川 拓慎(2年) 14分05秒 29分12秒 64分23秒
田澤 廉(1年) 13分47秒 29分06秒
酒井 亮太(1年) 14分03秒

今年の駒澤大学の戦力と注目選手は?

上級生に主力が多くいるとともに、トラックシーズンでも上級生が結果を残しているのでチーム全体に安心感はあるかと思います。

ルーキーの田澤廉選手や、春のシーズンでの関東インカレで3000障害で3位に入った酒井亮太選手も力をつけてきており、どの駅伝でデビューをしてくるかが楽しみです。

主力選手をみると2年生が少し物足りなさを感じるところもあります。

今後、台頭してきてくれると、選手層が厚くなってくるのではないかと思います。

注目選手は、やはり田澤廉選手ですね。

青森山田出身のスーパールーキーの田澤廉選手がトラックシーズンで結果を残してきていまるので、その勢いのまま駅伝でもデビューを飾ってくれるのかが注目されます。

そのほか注目選手としては、W中村選手です。

「なかむらたいせい」選手は、中村大聖選手中村大成選手と漢字は違いますが、同姓同名です。

ふたりの「なかむらたいせい」選手がタスキリレーともなると話題性もあり、優勝するためには2人の活躍が不可欠だと思われます。




箱根駅伝2020駒澤大学の区間オーダー予想

予想オーダー

1区 田澤 廉/中村 大聖
2区 山下 一貴/中村 大聖
3区 中村 大聖/田澤 廉/小島 海斗
4区 小島 海斗/加藤 淳/山下 一貴
5区 伊東 颯太
6区 中村 大成
7区 加藤 淳/小島 海斗
8区 小原 拓未/酒井 亮太/神戸 駿介
9区 神戸 駿介/中村 大成
10区 原島 渓/石川 拓慎

現時点では、山区間は固いかなと思いますが難しいのは平地の区間を予想です。

チーム内で実力が拮抗しているので、出雲駅伝や全日本大学駅伝の区間配置と駅伝の結果と10月~12月の記録会、ロードレースでの結果によって区間オーダーをしていくのではないかと思われます。

田澤廉選手の区間配置も、注目です。

前回まで片西景選手が1区を務めていましたので、田澤廉選手が片西景選手と同等以上の役割を担ってくれると3強とも戦えるかなと思います。

出雲駅伝や全日本大学駅伝で誰を1区に起用してくるかで箱根駅伝の戦い方が見えてくると考えています。

また、花の2区は、ハーフマラソンで結果を残してきている中村大聖選手か山下一貴選手のどちらになるのかも目が離せなません。

個人的には、1区田澤・2区山下・3区中村大聖という布陣でトップを走ってもらいたいと思っています。

出雲駅伝・全日本大学駅伝の結果によって区間オーダーは大きく変わってくるのではないでしょうか。

箱根駅伝2020駒澤大の大八木弘明監督はどんな人?


大八木弘明監督は、学生時代に駒澤大学で箱根駅伝に出場して2区と5区で区間賞を獲得しています。

その後、社会人を経て、1995年、当時、箱根駅伝に出場できるかどうかのレベルだった母校の駒澤大学のコーチに就任をしました。

そこから、駒澤大学を平成の常勝軍団に引き上げ、藤田敦史さんや西田隆維さんや神屋伸行さん、そしてMGCで優勝した中村匠吾さんなどの多くの選手を育ててきました。

ちなみに國學院大学の前田康弘監督も学生時代は大八木弘明監督の指導を受けています。

大八木弘明監督の指導を受けた選手たちが現役引退後は、高校や大学、社会人のチームで指導をしている人がとても多いです。

箱根駅伝において、監督車から選手に声をかける大八木弘明監督の激励は名物となっており、「男だろ!!」という名言はとても有名です。

まとめ

  • 戦力的には3位前後だが、優勝も狙える総合力を持っていて、主要区間で区間賞がとれるような選手が出てくると優勝が見えてくる
  • 今年の駒澤大学は5000M・10000M・ハーフマラソンで自己記録・大会で結果を残して いる
  • 箱根駅伝での区間オーダーは、出雲駅伝・全日本大学駅伝をはじめ記録会やロードレースで決定していく可能性が高いと思われる
  • 学生時代に大八木弘明監督は箱根駅伝で2度の区間賞を獲得、駒澤大学のコーチ・監督として、駒澤大学を平成の常勝軍団に導き、多くの選手を育てている名将