人気俳優・ミュージシャンの星野源さんがくも膜下出血になったのは2012年、今から8年前です。
2度の手術をしていることから星野源さんは、くも膜下出血が再発した噂されていますが、再発ではなかったようですね。
大活躍中の星野源さんを襲ったくも膜下出血、大事に至らなくて本当に良かったですよね。
星野源さんくも膜下出血について、いつどのような経緯でかかられたのか、そしてどのようにして復帰されたのか、再発の可能性などをご紹介します。
その後、コンサートやテレビでの元気な姿を見てホッとした方も多いですよね!
2021年5月19日追記
星野源さんと新垣結衣さんがご結婚されました。
おめでとうございます!
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星野源がくも膜下出血はいつ?
星野源、くも膜下出血から快復「病気が教えてくれたこと」 | ORICON NEWS https://t.co/Om6HFqbvnw
へー。僕が星野源と言う名前を知ったのは最近だけど。2013年の記事。こんな事経験してるんですね。
— PA Toji (@masarutojima) March 2, 2017
俳優・ミュージシャンとして活躍中の星野源さんですが、かつて大きな病気をされています。
1981年1月28日生まれの現在39歳の星野源さん。
病気のために休養されることになったのは2012年のことで、病名は「くも膜下出血」でした。
2012年の12月22日、星野源さんの所属事務所が、
「先日、星野本人より体調不良の訴えがあり、病院での検査の結果、くも膜下出血と診断されました」と発表されました。
また、「幸い、検査当日に手術を行い早期対処が出来たことにより、術後の経過は良好で、順調に回復しております」とも発表され、ファンとしてはびっくりしたものの早く良くなってほしいと願いました。
当時、すでに音楽活動だけでなく、映画やドラマで活躍されていた人気者だっただけに大きな話題となりました。
また、31歳という若さにもかかわらず、病名が「くも膜下出血」だったということでも多くの人に衝撃を与えました。
2011年には、音楽グループの「globe」のボーカルKEIKOさん(当時39歳)も同じ、くも膜下出血で倒れられたり、プロ野球・巨人軍の木村拓也コーチ(享年37)が練習中に倒れてそのまま亡くなられたりしたこともあり、若くてもかかってしまう病気であると認識し始めました。
星野源さんについては、「常に意識はある状態で、会話もしっかりしております」とも発表され、ファンとしては一安心というところではありました。
星野源がくも膜下出血になった原因は?
医師によると、「くも膜下出血」は、一般には40代から50代の人がかかることの多い病気ではあるけれど、20代から30代と若い世代であっても発症することはあるとのこと。
動脈瘤があると診断されている人ももちろんのこと、喫煙の習慣のある人や高血圧の傾向がある人は特に注意しなければならないといいます。
また、これらの危険因子を持っていない人でも発症する可能性はあるとのことで、これに関しては脳の画像診断を定期的に受けるなどして注意するしかないそうです。
星野源はくも膜下出血が再発して2度あったの?
2012年12月22日にくも膜下出血と診断されたことを発表。
活動を休止することになった星野源さんでしたが、2013年2月28日に開催されたJ-WAVEの『TOKYO HOT 100 CHART OF THE YEAR』授賞式に登場。
元気な姿をファンの前に見せました。
ところが、同じ年の2013年6月ごろに行われた検査で1度目の手術が万全ではなかったということがわかり再手術が必要となり、再び活動を休止することとなってしまいました。
同年の7月に行われる予定だったライブは延期が発表され、NHKラジオのレギュラー番組も終了することが決まりました。
再出術ということで、ファンは大変心配することとなりましたが、同じ年の2013年9月26日には、手術が成功し、退院したと発表されました。
「病気が再発した」ということではなく、1度目の手術のやりなおしということだったようです。
星野源はくも膜下出血の後遺症はないの?
そもそも、くも膜下出血とは、脳を覆うくも膜と軟膜のすき間の層(くも膜下腔)を走る動脈にできたこぶ(動脈瘤)が破れ、出血が広がる病気です。
よく聞く病気である脳梗塞、脳出血、くも膜下出血を合わせて「脳卒中」と呼びます。
「脳卒中」のうち、1割程度がくも膜下出血であるといわれています。
一般的な症状としては突然の頭痛と吐き気だとのこと。
出血量が少ない場合は、軽い頭痛しか起こらず、風邪だと思ってしまい、病気の発見が遅れるということもあるようです。
星野源さんの場合は、体調不良を訴えられてすぐに検査し、適切な処置をとられたため、症状も軽く済んだということのようです。
すでに2度の手術を受けられている星野源さんですが、脳の血管の病気ということで、完治までには時間がかかるようです。
1度目の発症のときは、後頭部に痛みをおぼえながらも、解熱剤とシップでごまかしながら仕事をつづけていたといい、仕事後に強烈な頭痛に襲われたということで病院に担ぎ込まれます。
当時の様子をふりかえって、
「スタッフ皆で拍手をしていると、急に目の前がぐにゃっと曲がった」
「バットで頭を殴られたような痛みとともに、立っていられなくなり」
とおっしゃっています。
病院で緊急手術を受けることとなりましたが、「後遺症が残る可能性もある」と言われたとのこと。
言語に障害が残ると俳優としての活動に、手先に障害が残ると楽器の演奏に支障が出てしまうのではと心配されましたが、実際のところは、日常生活はもちろんのこと、楽器の演奏・言語ともにまったく問題はないとのことで、ファンはさらにほっとすることになりました。
星野源のくも膜下出血再発防止のための治療って?
現在の活躍を見ると、星野源さんの病気は完全に治ったように思えます。
とはいえ、脳の病気ということで心配がないわけではありません。
「くも膜下出血」にかかった方の50%が、死亡または社会復帰が難しいくらいの障害が残るといわれ、25%が身の回りのことは自分でできる程度の障害が残ってしまうといわれています。
残りの25%が障害も残らないとされていて、星野源さんは幸いなことにこの25%に入ったということになります。
再発を防止するには、脳ドックを受けて、その原因となる脳動脈瘤を早期に発見するのが大事とされています。
脳動脈瘤を持っている人は、100人に2~3人といわれており、破裂してしまう割合は年間0.5~1%といわれています。
もし、脳動脈瘤が発見された場合は、破裂する前に手術などの処置を行います。
手術には、「クリッピング手術」と「コイル塞栓術」といわれるものがあります。
クリッピング手術は、頭部に穴をあけて、脳動脈瘤をクリップで挟み、血液がそちらへ行かないようにするというものです。
コイル塞栓術は、股の付け根からカテーテルでコイルを脳に運び、脳動脈瘤を塞いでしまうというものです。
いずれも、脳動脈瘤が破裂しないようにするというものです。
また、手術までいかなくても、生活習慣・環境を良くすることで発症をおさえるということも大切です。
喫煙・飲酒・高血圧・ストレスなどが発症リスクを高めるといわれています。
くも膜下出血の予兆として、「血圧の乱れ」「原因不明の急な頭痛」「目の異常」「めまい・吐き気・頭の違和感」が挙げられます。
星野源さんも仕事中に、激しい頭痛に見舞われたということですので、そんなときはとにかく早く病院へ行って適切な処置を受けるようにしましょう。
星野源さんが、今も元気で活躍されているのも早めの処置のおかげかと思われます。
まとめ
- 星野源が「くも膜下出血」にかかったのは、2012年のこと
- 星野源は、術後復帰したが、1度目の手術が十全ではなかったということから再手術の必要があり再び休業したことで再発したのではと噂されている
- 星野源はくも膜下出血の後遺症はなく、元気に活躍中
- くも膜下出血の主な原因は、喫煙、飲酒、高血圧、ストレスとされています。
- 早期の発見が重症化を防ぐとされています。
また、発症のリスクを抑えるには生活習慣の改善も大切です。