3月に控える世界フィギュアスケート選手権でトリプルアクセルに挑む、樋口新葉選手。
スランプを乗り越え、代表の座を掴む事ができたのはダイエットによる体重減のおかげなのでしょうか?
トリプルアクセル成功へのカギが体重減ならフィギュアスケートと体重には関係があるのでしょうね。
今回は樋口新葉選手にスポットを当て、現在のトリプルアクセルの出来栄え、ダイエットの真相、好きな食べ物や、ネット上で囁かれている太った痩せた論争など樋口新葉選手のことをご紹介します。
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樋口新葉のトリプルアクセルの出来栄えは?
現在女子フィギュアスケートは4回転時代ともいわれております。
ロシア3人娘と呼ばれるコストルナヤ選手、シェルバコワ選手、トゥルソワ選手や日本では紀平梨花選手、坂本花織選手が台頭してきました。
そんな中、今季中のトリプルアクセル(3回転半)成功を目標に掲げている、2018年世界フィギュアスケート選手権、銀メダリスト樋口新葉選手。
着実にトリプルアクセル成功への道のりを歩んでいるように見受けられます。
12月の全日本選手権ではトリプルアクセルは回避していましたが、2月の四大陸選手権のフリーの直前6分間練習で成功し、自信を得て、そのままの勢いでフリー、冒頭のジャンプでトリプルアクセルに果敢に挑みました。
転倒こそはしましたが、高さは十分で、回転不足は取られず、初の認定を受けました。
6分間練習で跳べたことでの自信、初めて試合で挑戦し「しっかり回り切れてこけたので。次に繋がるとなと思います。」と樋口新葉選手は成功へ確かな手ごたえを掴みつつあります。
ショートプログラムで72.95点、フリープログラムで134.51点、合計207.46点といずれのプログラムで自己ベストを更新した大会となりました。
ショートプラグラムで自己ベストを出し、フリープログラム6分間練習で「跳べた」という事実、これが全日本選手権では回避し、四大陸選手権ではチャレンジ出来たという最大の要因なのでしょう。
3月の世界選手権でトリプルアクセルを樋口新葉選手が決めた時、2年ぶりの表彰台の道のりは決して遠いものではなさそうです。
樋口新葉が体重減量してダイエット成功?
全日本選手権の時に樋口新葉選手の演技を観ている時、あれ?ダイエットしたのかな?と感じた方も多いですよね。
その全日本選手権で2位。
続く四大陸選手権は4位でしたが自己ベスト。
一時の不振から抜け出した感のある樋口新葉選手ですが、その要因は何なのか、もしかして肉体改造(ダイエット)が要因かと思いました。
どうやらシニア転向後に体が一気に大きくなって増加した体重を、今季オフシーズンから食事調整などでうまく体重コントロールができるようになり、ここにきてようやくその取り組みの成果が出てきたそうです。
気になるダイエット方法は、食事の量を減らし、トレーニングを増やし、体脂肪を減らす。
炭水化物を抜いて、タンパク質と野菜サラダ中心の食事にし、怪我をしないように筋力と腱を鍛えたらしいです。
文面にしてしまえば至ってシンプルで当たり前の事なのかも知れませんが、女性アスリートの宿命とも言える体形の変化というものに樋口新葉選手も悩まされてきたのではないでしょうか。
最近ではロシアのザギトワ選手なんかがそうでしたね。
「3ヶ月かけてだんだん落としていく感じで、自分では体重変化を感じることなく減らしていけた」
と言っていますが、それが簡単なようでなかなか難しいことだったと思います。
しかし、自分を律し、しっかりと成果をあげ、結果を出すというところに樋口新葉選手の強さが伺えます。
さて、では実際どれくらい体重を落としたのか。
とある記者が質問をしました。
「この3カ月で何キロくらい減らしたのか?」
「それは言えないです(笑)」
と明るく答えたそうです。
詳しい数字までは(私の推測では4kg前後)わかりませんが、ダイエット(肉体改造)成功、間違いなさそうです。
樋口新葉はいつから体重が増えた?
「痩せた?」と思われるということは「太った?」と思われる時期もあったはずです。
写真で見ると一番顕著に表れているのが2018年の世界フィギュアスケート選手権の表彰式の写真。
体重が増えたかどうかはわかりませんし、体重は公表されていませんが、明らかに顔が丸くなって見えます。
優勝したケイトリン・オズモンド選手(カナダ)より10cm以上背が低くて、顔は大きいのですよ。
これはネット上で太っただの何だの言われてしまうのかも知れません。
ではいつから体重が増えたのか?
ジュニアの頃の写真を見ますと、確かに少し顔は大きいかも知れませんが、太っているという印象はありません。
ではいつから?
上記で触れましたが、体重増加はシニア転向後みたいです。
ジュニア時代に練習で成功していたトリプルアクセルも練習さえしなくなったほどだそうです。
事実、シニア転向後は故障も増え、体重増加による影響を受けていたのは間違いなさそうです。
でも普通に考えて、15~17歳って誰でも太りやすい時期だと思います。
しかもフィギュアスケート選手って、ただでさえ体形の変化が見えやすい衣装ですし。
さらにそこにロシアのトップ選手や欧米諸国の選手なんかと比べると余計に太く見えてしまうんでしょうね。
ちなみに同じ身長の宮原知子選手は42kgと公表しています。
樋口新葉選手は未公表。
シニア転向後どれだけ増えたかはトップシークレットなんでしょう。
わざわざ「自分は何kg増えました。」なんて言う女性はなかなかいないです。
なのでこれは私の勝手な憶測ですが、現在46kg、一番増えた時で50kg近くまであがっていたかも知れませんね。
樋口新葉の好きな食べ物は?
そんなこんなでネット上で太ったの痩せたの色々話題になる樋口新葉選手、実際好きな食べ物は何なのか、調べてみました。
「甘いものが好きで、チョコレートやアイスクリームが好物」
年頃の女の子ですし、当たり前と言えば当たり前ですね。
「白いご飯」
何とも日本人アスリートらしいです。
白いご飯は力がつくって言いますし。
更に調べていくと…
むしろ嫌いな食べ物はないそうです。
すべてが同じくらい好きだそうで、食べることが好きなんでしょうね。
世界選手権に向けて調整中かと思いますが、オフシーズンに入ったらチョコレートやアイスクリームを食べて幸せな気持ちになってもらいたいものです。
樋口新葉の世界フィギュアスケート選手権に掛ける想いは?
樋口新葉選手にとって2年ぶり3度目の出場となる世界フィギュアスケート選手権。
2018年、ミラノ大会で銀メダル以来の出場となります。
1月、東京都内で行われたイベントに出席し、新年のテーマに「決」という漢字を掲げ、
「今シーズン中に1回はトリプルアクセルを決めたい」
と語っていました。
「失敗するにしても四大陸で構成に入れる事が目標」
「練習から絶対に着氷させるんだという気持ちでやっていきたい」
とも語っていました。
全日本選手権では構成に入れず、四大陸では構成に入れ、あとは着氷だけ、成功一歩手前のところまできました。
肉体改造を行い、メンタル面でもポジティブな、強気な部分が戻ってきています。
有言実行、今シーズン目標を確実にクリアして、着々と進化している樋口新葉選手。
今シーズン最後の大会、今シーズン最後のチャンス、トリプルアクセルが成功する舞台は整いました。
心・技・体のバランスが取れた今なら、世界フィギュアスケート選手権2度目の表彰台も狙えるのではないでしょうか。
フラメンコ「ポエタ」の音に合わせて、力強く華麗に氷上で表現する樋口新葉選手。
何よりも彼女が彼女らしく自分を表現出来る大会になることを期待しています。
樋口新葉プロフィール
名前:樋口 新葉(ひぐち わかば)
生年月日:2001年1月2(日)
年齢:19歳
血液型:A型
出身地:東京都
身長:152cm
体重:推定47kg前後
学歴:明治大学
所属:明治大学 / 明治神宮外苑スケートクラブ
まとめ
- 樋口新葉選手のトリプルアクセルの完成度
- 2018年、世界フィギュアスケート選手権銀メダル
- 四大陸選手権のSP、FPの得点
- ダイエットと表される食事制限の内容
- トレーニング方法
- 記者の質問に対しての樋口新葉選手のコメント
- ジュニア時代から現在に至るまでの本人の写真
- 樋口新葉選手は体重を公表していない
- 好きな食べ物はチョコレートやアイスクリーム、白いご飯である
- 今年の1月のイベントで語られていたこと。