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紀平梨花グランプリシリーズ2019結果速報!ファイナルで4回転サルコーは?

今、世界で1番美しいトリプルアクセルを跳ぶことができると注目されている、紀平梨花選手。

現在行われているグランプリシリーズ2019・NHK杯に出場しグランプリファイナルに出場し、ショートプログラム6位、フリー4位で総合216.47点となり、4位に終わりました。

2019年の全日本選手権では、紀平梨花選手が4回転サルコーを取り入れていくと発表されました。

ぽぷコ
ぽぷコ
紀平梨花選手は、自身を持って頑張って演技して欲しい!

紀平梨花のグランプリシリーズ2019結果速報

グランプリシリーズとは、全部で6試合が各国で行われ、選手は1人最大2試合まで出場することができます

出場する試合は、各国のスケート連盟により割り振られますので、出場できるかどうかの基準も各国によって異なっています。

紀平梨花選手は、今年のグランプリシリーズにおいて、第2戦のカナダ大会と最終戦となるNHK杯への出場が決まっていました。

そして、出場したグランプリシリーズ2戦の合計順位によって、上位6人のみがグランプリファイナルに出場できるのです。

今回のNHK杯の結果により、グランプリファイナルに出場する選手が確定しました。

女子選手でグランプリファイナルに出場できるのは、以下の6人です。

  • アンナ・シェルバコワ選手(ロシア)
  • アレクサンドラ・トゥルソワ選手(ロシア)
  • アリョーナ・コストルナヤ選手(ロシア)
  • アリーナ・ザキトワ選手(ロシア)
  • 紀平梨花選手(日本)
  • ブレイディ・テネル選手(アメリカ)

6人中4人がロシアの選手であることを見ても、ロシア勢がやはり強いことがわかりますね。

紀平梨花選手はグランプリファイナルでこのロシア勢にどこまで食い込めるのかが注目されています。

グランプリファイナルで4回転サルコーをする可能性は?


紀平梨花選手はNHK杯の結果により、グランプリファイナルに出場できることが確定しましたので、おそらくですが4回転サルコーに挑戦すると思われます。

グランプリファイナルはなにか他の試合に繋がる予選になっているわけではありませんので、ある意味のびのびと演技することができる試合です。

また、すでにグランプリファイナル出場を決めている、アンナ・シェルバコワ選手とアレクサンドラ・トゥルソワ選手は4回転ジャンプを間違いなく組み込んできますので、4回転ジャンプなしでは頂点を狙うのは厳しい状況となってきます。

そうなってくると、グランプリファイナルの時の調子にもよりますが、紀平梨花選手も4回転サルコーに挑戦する可能性はあると言えるのではないでしょうか。

もし、紀平梨花選手が4回転サルコーに挑戦するとなると、もしかしたらトリプルアクセルは1本にしてくる可能性も考えられますね。

そうでないと、さすがに体力的に厳しいと思われます。

紀平梨花選手が4回転サルコーに成功した場合は、日本女子選手では安藤美姫さん以来の4回転ジャンプ成功となります。

また、日本女子選手では4回転ジャンプとトリプルアクセルを1つのプログラムに組み込んできた選手はこれまでいないため、大きな注目を集めるでしょう。

その瞬間をぜひ見てみたいところですが、紀平梨花選手は現在左足を痛めている、ということで無理だけはしないようにしてほしいですね。



紀平梨花のグランプリシリーズグランプリファイナルの結果は?

紀平梨花選手は、先日イタリア・トリノで行われたグランプリファイナルにおいて、ショートプログラム6位、フリー4位で総合216.47点となり、4位に終わりました。

優勝はロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手で、トリプルアクセルを含む全てのジャンプを成功させて247.59点という世界最高得点をマークしました。

2位は同じくロシアのアンナ・シェルバコワ選手、そして3位もロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手という結果で、ロシア勢が表彰台を独占しました。

紀平梨花選手は、ショートプログラムでトリプルアクセルに成功したものの、続く3回転フリップ+3回転トゥーループのコンビネーションジャンプで転倒してしまい、6人中6位という結果でフリーを迎えました。

しかし、ショートプログラムでの点差はフリーで挽回できない差ではなかったため、紀平梨花選手のフリーでの逆転も期待されていました。

そして迎えた翌日のフリー。

紀平梨花選手が初めて4回転ジャンプをプログラムに組み込んでくるかどうかに注目が集まっていましたが、本番で4回転サルコーに挑戦しました。本番では惜しくも転倒してしまったものの、回転は認められ紀平梨花選手自身も今後に繋がる手ごたえをつかんだと言います。

4回転サルコー以外のジャンプでは、トリプルアクセル2本を含むジャンプを綺麗に降り、ミスを最小限にとどめました。

グランプリファイナル2019は、ロシア女子のすごさを改めて思い知った大会でした。

男子が4回転時代となっているように、女子でも間違いなく4回転の時代がやってきています。

紀平梨花選手も「守りに入った演技構成にせず、攻めた試合をしていきたい。

4回転ジャンプは必須だし、他の選手たちも攻めた構成でも失敗しないでやりきる強さがあるので、私もそうしないといけない」と、すでに次を見据えていますので来年は紀平梨花選手のクリーンな4回転ジャンプも見られるのを期待していましょう。

NHK杯のショートプログラムの結果は?

11月22日に行われた、NHK杯女子ショートプログラムで紀平梨花選手は2位でした。

トリプルアクセルを完璧に決め、3回転+3回転のコンビネーションジャンプも綺麗に成功させたものの、続くトリプルループの着氷で少し詰まってしまいました。

元々は、ループよりも高い得点のトリプルルッツジャンプの予定でしたが、左足を痛めていることから今回は少し難易度を落としてトリプルループに変更していました。

そのため、万全の状態ではありませんでしたが、大きなミスなくまとめた紀平梨花選手は、自己最高得点には及びませんでしたが79.89点という高得点を叩きだしました。

1位との点差も大きくはないので、フリーで逆転できる可能性は十分にあります

ショートプログラムで1位にたったのは、ロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手で85.04点をマークしました。

この点数は、これまでの女子世界最高得点を上回り、新記録を打ち出したものです。

アリョーナ・コストルナヤ選手も、紀平梨花選手と同じくショートプログラムでトリプルアクセルに挑み、高さも流れもある完璧なトリプルアクセルを成功させ、さらには他の要素も加点がつくような出来栄えで点数を重ねました。

2人の点差は約6点。この点差は決して大きいものではなく、紀平梨花選手が完璧な演技をすれば十分逆転できる可能性はあります。

フリーがますます楽しみですね。

NHK杯のフリーで4回転サルコーをする可能性は?


紀平梨花選手がNHK杯のフリーで4回転サルコーに挑戦する可能性は、正直どうかわかりません。

紀平梨花選手は、夏ごろから練習では4回転ジャンプを成功させていましたが、これまで試合で挑戦したことはありませんでした。

しかし、ロシアの選手たちがどんどん4回転を試合で決めるようになってきて、女子でも世界のトップに行くためには4回転が必要な時代になってきているのは事実です。

紀平梨花選手も、NHK杯の公式練習などで何本か4回転サルコーを成功していて、今は調子のいい状態なのだと思います。

そのため、ここで4回転サルコーに挑戦したいという気持ちは、紀平梨花選手自身もあるようです。

インタビューでも、

フリー当日の練習で何本か降りれば挑戦したい

というように意気込んでいました。

しかし、ただでさえトリプルアクセルをフリーで2本跳ぶだけでもかなりの体力を必要とします。

4回転サルコーをプログラムに組み込むことによって、体力はさらに消耗しますし、プログラムのリズムもこれまでと変わってくるでしょう。

また、紀平梨花選手はトリプルアクセルだけでなく他の要素でもしっかり決めることができれば、多くの加点をもらえる素晴らしいものを持っています。

さらには今回のNHK杯は、グランプリシリーズへの出場権がかかっています。

前述のように、カナダ大会で2位だった紀平梨花選手は、このNHK杯の結果が非常に重要になってきます。

このような状況の中、あえて4回転サルコーに挑戦するのは、得策だとは言い切れません。

このように、直前まで4回転サルコーに挑戦するか悩んでいた紀平梨花選手ですが、結果的に4回転サルコーには挑戦せず、トリプルアクセル2本でまとめる選択をしました

その結果、NHK杯をどのような結果で終えたのかについてはこの後詳しくご紹介します。

紀平梨花の第6戦日本大会(NHK杯)の結果は?


紀平梨花選手は、グランプリシリーズのNHK杯で総合2位という成績で大会を終えました。

この結果により、紀平梨花選手のグランプリファイナルへの出場が確定しました。

日本女子としては唯一の出場となります。

紀平梨花選手は、フリーで4回転サルコーを回避し、トリプルアクセル2本の構成で臨みました。

これは、確実に得点を稼ぎミスのない演技でまとめることを選択したのでしょう。

結果的に大きなミスなく演技を終えることができ、高得点をたたき出しましたので最良な選択だったと言えるでしょう。

ちなみに、紀平梨花選手をいさえて優勝したのは、ショートプログラムで首位に立っていたロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手です。

アリョーナ・コストルナヤ選手も紀平梨花選手と同じくトリプルアクセル2本の構成で臨み、2本目のトリプルアクセルで着氷ミスをしましたが、他の要素が完璧で加点が多くつく出来栄えだったことが、紀平梨花選手を上回った理由でしょう。



紀平梨花の第2戦カナダ大会の結果は?

 

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たくさんの応援、プレゼントありがとうございました😊✨💓 #GPカナダ大会

Rika Kihira 紀平梨花(@rikaskate0721)がシェアした投稿 –


紀平梨花選手にとってグランプリシリーズ初戦となったカナダ大会は、ショートでトリプルアクセルを含む全てのジャンプを綺麗に成功させ、スピンもステップもオールレベル4という素晴らしい出来で見事首位に立ちました。

注目されていたロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手はショートプログラム3位でした。

翌日のフリーでは、冒頭のトリプルアクセルは着氷で乱れてしまったものの、2本目のトリプルアクセルは冷静にコンビネーションジャンプにし、その後も大崩れすることなくまとめました。

フリーでも、スピンやステップでオールレベル4を獲得し、その実力を見せつけました。

しかし、ショート3位だったロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手が3回の4回転ジャンプを成功させ、総合順位でも逆転優勝を果たしました。

これにより、ショートで1位だった紀平梨花選手は総合順位で2位でした。

しかし、NHK杯の結果によってまだまだグランプリファイナルに出場できる可能性は残されています。

NHK杯でもトリプルアクセルを確実に成功させ、紀平梨花選手らしい演技ができれば結果も自然とついてくることが予想されます。

まとめ

  • 紀平梨花は、グランプリファイナルに出場が決定
  • 紀平梨花は、NHK杯のショートで2位で、グランプリファイナルへの出場を確定させた。
  • グランプリファイナルへは、ロシアのアンナ・シェルバコワ選手とアレクサンドラ・トゥルソワ選手、アリョーナ・コストルナヤ選手とアリーナ・ザキトワ選手、日本の紀平梨花選手、そしてアメリカのブレイディ・テネル選手が出場確定
  • 紀平梨花がグランプリファイナルで、フリーで4回転サルコーに挑戦する可能性は高い。