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二月の勝者モデル塾や志望校はどこ?中学受験の実態!

高瀬志帆さんの中学受験をテーマにした漫画「二月の勝者絶対合格の教室」、主人公の黒木蔵人のものすごい発言で話題となっています。

中学受験の厳しい現状やこれからセンター試験改革や首都圏の大学の定員削減、高校からの入試を廃止する中高一貫校など先の見えない受験界での中学受験の位置づけを鋭く描いています。

そんな、「二月の勝者絶対合格の教室」に登場する塾のモデルとなった塾は、作者のコメントでは特定の塾ではないといわれていますが、登場する塾名や中学校名のモデルとなった現実の学校についてご紹介します。

ぽぷコ
ぽぷコ
二月の勝者ドラマ絶対みたいわね!

二月の勝者モデル塾や志望校はどこ?


高瀬志帆さんの中学受験をテーマにした漫画「二月の勝者絶対合格の教室」、本作はとある受験塾を舞台に中学受験を多角的に描いた作品で、週刊ビッグコミックスピリッツで連載されており、現在第7巻まで出版されています。

この漫画には小学6年生たちの奮闘、親の葛藤、塾講師の情熱、そして、営利企業である受験塾のお金儲けの裏側まで、あらゆるドラマが盛り込まれています。

その濃密な内容と情報量の多さは、受験のプロである実在の中学受験塾の講師も注目するほどです。

物語は、中学受験を目前にした中学受験塾に新米女性講師として採用された佐倉麻衣が赴任してくるところからはじまります。

その受験塾の桜花ゼミナール吉祥寺校は御三家といわれる難関校の合格実績を失ってしまう事態に陥ってしまいます。

そこに現れたのは生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師である黒木蔵人です。

2020年のセンター試験廃止、2021年からの大学入学共通テスト導入を控え、さらに首都圏私大の合格者数大幅削減、公立中高一貫校の増加など教育環境が激変しつつある現代における子どもがいる家庭にとって中学受験をするという選択肢は、検討しなければならない事態となっています。

中学受験から日本の現在の受験事情を知るという意味では、中学受験を控えた家庭だけでなく、すべての人に読むことをお勧めできる作品です。

「二月の勝者絶対合格の教室」は、例えば同じく受験をテーマにした「ドラゴン桜」のようにかなり特殊な環境下での受験へのチャレンジを舞台にするのではなく、いかにも現実にありそうな舞台や保護者や受験生の設定を基に、リアルな受験生の日常を丁寧に描いています。

背景などを見ていると現実にある都内学習塾を連想してしまうほどディテールが細かいです。

そういう意味ではこれから中学受験を検討する家庭にとっては、シミュレーションをするにはうってつけですし、受験勉強真っただ中の子供を抱える家庭にとっては、大きな励みになると思います。

また、既に受験とは無縁となっている人たちにとってもいずれ社会に飛び立ってくる子供達がどのような環境下で育っているのか理解することができると思います。

先ほどもいったとおり、現実にある学習塾と既視感を覚えるほどの「二月の勝者絶対合格の教室」で登場する学習塾や中学校のモデルとなったといわれるところをご紹介します。

二月の勝者モデル塾は?

「二月の勝者絶対合格の教室」の舞台となる桜花ゼミナールは、特定の塾がモデルになっているわけではなく、有名受験塾を色々と参考にしたものであることが作者の高瀬志帆さんのtwitterで明らかにされています。

こちらが、そのtwitterのコメントです。

作中で主に登場する2つの塾、桜花ゼミナールとそのライバル校のフェニックスは、成績により席順が決まるという実力序列型のシステムを採用しています。

これは現実の有名塾日能研のシステムがモデルであるといわれています。

また、桜花ゼミナールのライバル校のフェニックスは同じく現実の有名塾SAPIXが基本的なモデルとなっていることは、名称が似ていることからも理解できます。

このフェニックスは作中で上位20校合格者の約6割が通っているといわれている名門校ですがそのモデルとなっているといわれる有名塾SAPIXも有名中学はこの塾の出身者ばかりで、入学時からグループを作っていると東大出身の本作の担当編集がコメントしています。

ただ、その他の名門中学受験塾の要素も随所に見られることから、先ほどの作者のコメントにあるように様々な塾をモデルとしていると思われます。



二月の勝者モデル志望校は?

「二月の勝者絶対合格の教室」の作中で黒木蔵人は

「君たちが合格できたのは、父親の『経済力』そして、母親の『狂気』」

というものすごい発言をします。

SNSでの炎上確実ともいえるセリフですね。

実はこのセリフは、過去に開成中学校高校の校長が入学時に行ったスピーチをほぼそのまま引用しているとの話がありました。

「おまえらが合格できたのは、一に母親の狂気、二に父親の経済力、三におまえらの力。だから調子にのるな。」

このスピーチは引用元がはっきりしないので、一字一句校長の言葉そのままではないかもしれませんが、確かに黒木蔵人のセリフと同じといえますね。

「二月の勝者絶対合格の教室」の中で登場する中学校は、実名そのままのところもあります

しかし、現実には存在しない名前の中学校もありますが、名称が相当類似しており、実在の中学校をモデルとしている志望校も多数あるといわれています。

以下に作中志望校となっている中学校とそのモデルとなったと思われる実在の中学校名を対比してみました。

  • 園学院大中 → 國學院大學久我山中
  • 日照大第二中 → 日本大学第二中
  • 東英大附属白金 → 東海大附属高輪台
  • 明知大附属 → 明治大附属
  • 中庸大附属 → 中央大附属
  • 法陽大附属 → 法政大附属
  • 早米田 → 早稲田
  • 新宿学園海浜 → 渋谷教育学園幕張
  • 新宿学園新宿 → 渋谷教育学園渋谷

こうしてみると実在の志望校の受験を希望している子供にとっては、臨場感というか現実味が増すと思えますね。

有名私立大学の附属校がずらりと並んでおり、否が応でも大学のことを意識せざるを得ませんね。

二月の勝者から分かる現在の中学受験の実態!

中学受験の大きなメリットとしては、高校受験をしなくて済む。

もしくは大学の附属校であれば、大学受験すら受けなくて済むというものだと思います。

中学受験は中高一貫校あるいは中高大までの一貫校への合格を目指して、4年生から通い始めるのが一般的だといわれています。

もちろん、その後の5年生次や6年生次から通い始めることも可能となっています。

そこで親にとって大きな負担となるのが、学費面です。

「二月の勝者絶対合格の教室」の中で登場する桜花ゼミナールの場合、6年生の1年間だけでオプションなども含め126万9千円が必要になると描かれています。

桜花ゼミナールは都内にいくつもの校舎を持つ中堅受験塾の設定です。

この中でメインの舞台となる吉祥寺校の当初の校長は子どもの成績に合った指導で、中学受験の上位校にこだわらず受験させることを方針にしていました。

しかし、営利企業である塾で合格実績が上げられなかった吉祥寺校の当初の校長は左遷されてしまい、新たに主人公黒木蔵人が新校長として赴任してきます。

子どもたちは成績順にΩクラス、Aクラス、Rクラスに分けられ、新米講師の佐倉麻衣はRクラスの算数を担当します。

いわゆる中学受験トップ校といわれる中学校に受かる生徒は全中学受験生中1割程度といわれる激戦の中学受験界その中で名門中学受験専門塾といわれるフェニックス。

東京の私立中学188校のうち上位20校の合格者の約6割が通っているというトップ受験塾です。

黒木蔵人は昨年まで、フェニックスの最優秀クラスを担当する講師でした。

経営方針は成績上位者の優遇で、最上位クラスは1階の教室を利用していて、その理由は災害時の避難も成績優秀者を優先するというから、ものすごい徹底ぶりです。

中高一貫校が増えている上に、高校からの、いわば途中入学を受け入れている学校が減っているというのが受験界の現状です。

親世代にとっては、高校から入れた自分の通っていた母校が、いつの間にか中学からじゃないと入れなくなっているということです。

2020年1月をもって従来のセンター試験は廃止され、2021年からは大学入学共通テストがスタートします。

これまで全てマークシート形式だったテストに、記述式の問題が、国語・数学で導入されます。

テストの問題が大きく変わり、黒木蔵人は「高校の三年間だけでこんなテストの対策がしきれるのか疑問」と発言しています。

さらに、難関私立大学の合格者数が政府の方針である地方創生などによって大幅に削減されてしまいます。

その影響を直接受けるのが、今の小学生たちなのです。

中学受験は本番のテストの結果のみという明快さ、かたや高校受験は内申点というはっきりいえば教師に気に入られているかどうかの点数で結果に影響がでてしまうあやふやなものがあり、教師との相性といった運の要素で結果が左右されかねないというもの。

この点についても黒木蔵人は中学受験のメリットを強調しています。

中学受験は高校受験の偏差値とは10〜15も違い、偏差値50でも同学年全体の平均よりもはるかに高いといわれています。

そんな特殊な環境である中学受験を舞台にした漫画がこの「二月の勝者絶対合格の教室」です。

二月の勝者ドラマ化への世間の反応は?

「二月の勝者絶対合格の教室」の世間の反応についてtwitterから調べてみました。

ファンからは待望のドラマ化といった感じの反応ですね。

また、キャスティングについても大きな期待が寄せられていて、柳楽優弥の黒木蔵人と井上真央さんの佐倉麻衣を見たいという声も多く見受けられます。

まとめ

  • 二月の勝者モデル塾は、作者のコメントから様々な塾をモデルとされています。
  • 二月の勝者モデル志望校は、実名の中学校や実在の中学校名を少し変えたところが多く登場しています。
  • 二月の勝者から分かる現在の中学受験の実態、上位校には全体の1割程度しか入れない、点数のみの明快な合格基準などがあります。
  • 二月の勝者ドラマ化への世間の反応は、待望であることやキャスティングへの期待など待ち望む声が多かったです。