「氷上の天使」や「氷上のシンデレラ」というあだ名を持つ、フィギュアスケートの三原舞依選手。
軽やかにジャンプを跳び、微笑みながら滑る姿に魅了された人も多いのではないでしょうか。
そんな愛されキャラの三原舞依選手ですが、今シーズンは体調不良を理由に、アイスショーや試合を欠場しています。
また、痩せすぎてしまっていて、ファンの間では持病が悪化したのではないか、という噂もあります。
しかし、2020年成人式で元気な表情で着物を着てインスタグラムを更新しており、今年は昨年の分も取り戻すと意気込みを綴っておりました。
三原舞依選手の痩せすぎている理由や持病についてご紹介します。
三原舞依が痩せすぎと言われている理由は?
三原舞依選手は、前述のように2019年夏以降のアイスショーや試合を欠場していました。
最後に観客の前で演技を披露したのは、2019年3月にロシアで行われた冬季ユニバーシアード大会でした。
ユニバーシアードでは、ショートプログラムで1位、フリーで2位となり、総合優勝していました。
しかし、その後夏ごろから食欲不振による体調不良であると報じられ、7月以降のアイスショーの出演を取りやめていました。
そして7月に中京大学アイスアリーナで行われた全日本強化合宿には参加しましたが、その時に元々細い三原舞依選手がさらに細くなっていて、体調を心配する声が多くあがったのです。
アスリート、特にフィギュアスケート選手であれば体重はパフォーマンスに直結しますから、シーズンに向けて引き締めていく選手は多くいます。
しかし、三原舞依選手の痩せ方は引き締まったのではなく、筋力が落ちてしまったような痩せ方だったので、かなり心配です。
一部では、痩せすぎてしまっていることから、「三原舞依選手は拒食症なのではないか」という噂もありました。
しかし、三原舞依選手のコーチである中野園子コーチは「拒食症ではない」と言っていましたので、また別の原因なのでしょう。
また、他にも三原舞依選手は以前患っていた病気を再発してしまったのではないか、という声もありました。
しかし、その場合立つことも難しい状態になりますので、それが原因ではないとは思われます。
三原舞依選手の体調不良に関する詳しい情報が気になりますね。
そしてその後、9月に出場予定だったチャレンジャーシリーズ・ロンバルディア杯の欠場を発表しています。
7月の全日本強化合宿以降は公の場に出てきていないので、三原舞依選手の今の状況がどうなっているのかはわかりませんが、中野園子コーチ曰く「現在も入退院を繰り返している」状態のようです。
しかし前述のように、三原舞依選手が痩せすぎてしまった原因や、入退院を繰り返している原因については、体調不良としか公表されていないので、詳しい理由が気になりますね。
今はとにかく休んで体調が良くなることを祈るのみです。
- 2020年12月26日に行われた全日本選手権で復活し、ショートプログラムは、ほぼノーミスで69・55点をマークして3位です。
- 27日のフリーでは、134.10点を獲得、合計203.65点で今季自己最高を記録
2020年全日本選手権での演技を見逃した方はこちら↓
三原舞依の持病が難病?
三原舞依選手は、以前難病と言われるほどの病気を患っていた時期がありました。
その病気が、若年性突発性関節炎と言われるものです。
わかりやすくいうと、これは「リウマチ」のことで、16歳未満の子どもに発症した6週間以上続く関節の炎症のことです。
1万人に1人という低い割合ですが、三原舞依選手は2015年のジュニアシーズン中にこの病気にかかっていたのです。
世界ジュニア選手権にも出場していて調子のいい年だったので、本人もとても悔しかったでしょう。
若年性突発性関節炎だと診断された当時、三原舞依選手は手やひじ、足など動かすことが全くできなくなってしまい、しばらく病院のベッドで寝たきりの生活をしていました。
2015年の全日本選手権も、病院のベッドで見ていたといいます。
しかし、そこで諦めることなく懸命にリハビリに励んだ三原舞依選手。
「病気を言い訳にしたくない」
「病気をする前の自分を超える」
そのような強い覚悟で筋力トレーニングにも励み、膝周りの筋力を鍛えたり柔軟性をあげることに努めていました。
その結果、復帰戦となる2016年9月のネーベルホルン杯では見事優勝を飾ったのです。
その時のトレーニング効果で、三原舞依選手の着氷は膝で吸収するような美しい着地ができるのですね。
難病にも指定されている若年性突発性関節炎ですが、三原舞依選手はそれに負けず病気に勝ちました。
さらに、病気から復帰後のほうがいい成績を残しているのもすごいですよね。
病気で滑ることができなかった期間があったからこそ、滑れる時には心から幸せを感じているそうです。
たしかに、フィギュアスケートの試合はとても緊張感がありますが、三原舞依選手はいつも微笑むような笑顔で滑っているのが印象的ですよね。
滑ることの楽しさがあふれているように感じます。
三原舞依選手は、このように病気から完全復活を果たし、世界の舞台でも活躍するようになったストーリーに注目され、「氷上のシンデレラ」と称されることもありますが、これは三原舞依選手の努力の賜物だということがわかりました。
三原舞依は静養中?
前述のように、三原舞依選手は2019年夏ごろから体調不良を理由に、アイスショーや試合への出演・出場を取りやめていました。
しかし、体調不良といっても詳細な理由は明かされていないため、何かの病気なのか、もしくは以前患っていた若年性突発性関節炎が再発してしまったのかもわからず、心配ですよね。
三原舞依選手のコーチである中野園子コーチは、
「しっかり治して。無理をせず、来シーズンにちゃんと戻ってこられるようにしてほしい。」
と取材に応じていました。
入退院を繰り返している、というような報道もありましたので、おそらく練習もあまりできていない状況なのではないでしょうか。
このような状況で、2019年のグランプリシリーズや西日本選手権なども棄権していますので、試合に出場せず、休養に専念していました。
そして、2020年12月26日に開催された全日本選手権より復活されました。
三原舞依の今後の活動は?
三原舞依選手は休養し、アイスショーや試合への出演・出場を取りやめていました。
練習もできていない状態なので、今後いつ復帰戦となるのか等見通しは立っていないという状況でした。
中野園子コーチや三原舞依選手が所属しているシスメックスなども、三原舞依選手の今後については一切触れていませんでした。
そもそも、まだ入退院を繰り返している状況であるのですから、今後の活動についても全く目途が立っていなかったのです。
元気な姿で素晴らしい演技を披露していたので、今こうやって練習もままならない状況であるのが信じられませんでした。
2019年夏の時点でかなりやせ細ってしまったので、まずは三原舞依選手の体が元気になることを願うのみですね。
そして、2020年の成人式に着物姿をインスタに載せてくれた三原舞依選手は元気そうな表情でスケート生活に戻れるよう少しずつ前進していきたいと今の気持ちを綴っておられます。
そして、2020年冬の全日本選手権より活動再開です。
2020年全日本選手権での演技を見逃した方はこちら↓
三原舞依に対する世間の反応は?
「氷上の天使」や「氷上のシンデレラ」と称される三原舞依選手ですから、三原舞依選手には多くのファンがいます。
そのため、三原舞依選手の強化合宿の際の写真を見た時には「痩せすぎている」と体調を心配するファンが多くいました。
Twitterなどでも「三原さんが復活することを祈ることしかできません」という声や「しっかり休養をとって、また美しいスケーティングを見せてくださいね」というように、三原舞依選手の体調を気遣う声が多く上がっています。
今シーズン、三原舞依選手の演技を見ることができないのはとても残念ではありますが、1番大変な思いや悔しい思いをしているのは三原舞依選手自身でしょう。
ファンとしては、わかってはいるけれども、祈っていることしかできないのがもどかしい気持ちもわかります。
ただ、みなさんが言っているように、焦らずに今はしっかりと体調を治すことに専念して、そこからまたリンクに戻ってきてくれたら、ファンとしてもこれ以上嬉しいことはありませんね。
また、これまで三原舞依選手のライバルでもあり、親友としても一緒にたたかってきた坂本花織選手もきっと悔しい気持ちやさみしい気持ちがあるでしょう。
本田真凜選手も、グランプリシリーズ・カナダ大会でのフリー後、キス・アンド・クライで「舞依ちゃん」と言いながら手でハートを作るしぐさをしていました。
このように、ファンだけでなく選手たちも三原舞依選手の復帰を願っていました。
この思いが届いて、三原舞依選手の体調も良くなってくれたということですね。
まとめ
- 三原舞依は、2019年の夏に行われた全日本強化合宿でこれまでよりやせ細った姿だった。
- 体調不良を理由に、アイスショーや試合への出演・出場を取りやめているが、なぜ体調不良になってしまったのか等詳細な理由は公表されていない。
- 三原舞依は2015年に難病に指定されている、「若年性突発性関節炎」を患っていた。
- 三原舞依は、体調を治すために静養していた。
- 三原舞依は、2020年全日本選手権より復活
- 三原舞依の復帰をファンだけでなく選手たちも願っている。